「○○について調べてまとめなさい」という課題が出たけど、何を調べてどうまとめればいいかわからない、と困っていませんか。
大学のレポートには大きく3つのタイプがあります。
そのうちの1つが、ここで扱う「調査型レポート」です。
「○○について調べてまとめなさい」という課題はその典型で、講義科目で頻繁に出される課題タイプです。
調査型レポートは、ただネット情報をコピペしてまとめれば終わり、というものではありません。
正しい手順を踏まないと、「調べただけで自分の意見がない」「コピペが多い」と判断され、評価が下がってしまいます。
この記事では、調査型レポートを評価されるレベルで仕上げるための書き方を、3つのステップ・構成テンプレート・資料の調べ方・コピペにならないまとめ方・例文まで、徹底的に解説します。
読み終わるころには、「○○について調べてまとめなさい」課題に自信を持って取り組めるようになっているはずです。
調査型レポートとは|まずはレポートの3つのタイプを理解しよう
大学のレポートには、大きく3つのタイプがあります。
「○○について調べてまとめなさい」と指示されたら、それは調査型レポートに該当します。
まずは3タイプを理解し、自分が何を求められているのかを正確に把握しましょう。
| タイプ | 内容 | 典型的な課題例 |
|---|---|---|
| 調査型レポート | テーマについて調べた情報を整理してまとめる | 「○○について調べてまとめなさい」 |
| 論証型レポート | 自分の意見・主張を根拠とともに述べる | 「○○について論じなさい」 |
| 実験型レポート | 実験や観察の結果を考察とともに報告する | 「実験○○の結果と考察を書きなさい」 |
調査型レポートの定義
調査型レポートとは、「あるテーマについて詳しく調べ、得られた情報を自分の言葉で整理してまとめる」レポートです。
神戸学院大学のレポート作成ガイドでも、「ある事柄についてきちんと調べて、自分の言葉でまとめなおすことが求められる種類のレポート」と定義されています。
感想文と異なり、客観的な事実と整理が中心になります。
- テーマに関する事実・データを正確に整理する
- 複数の資料を統合して、わかりやすくまとめる
- 自分の感想や主観は最小限に抑える
- 調べた情報の出典を必ず明記する
- 「自分なりの言葉」で書き直すのが必須
論証型・実験型との違い
調査型は、論証型・実験型と明確に異なる目的を持っています。
論証型は「自分の意見」が中心、実験型は「実験データの考察」が中心です。
これに対して調査型は「客観的事実の整理」が中心となります。
| タイプ | 主役 | 本論の中心内容 |
|---|---|---|
| 調査型 | 客観的事実 | 調べた情報を整理して提示 |
| 論証型 | 自分の意見 | 主張+根拠+反論への対応 |
| 実験型 | 実験データ | 実験の方法・結果・考察 |
| 感想文(NG) | 自分の気持ち | 感じたこと・思ったこと |
レポートの種類と感想文との違いの詳細は、レポートとは?意味・感想文や論文との違いをわかりやすく解説を参考にしてください。
「調べてまとめる」の本質
調査型レポートで最も重要なのは、「ただ並べる」のではなく「整理してまとめる」ことです。
複数の資料からの情報を、自分なりの切り口で構造化することが求められます。
つまり、「情報をコピペして並べる」だけでは、レポートとして評価されません。
- 情報を「収集」だけで終わらせない
- 自分なりに「分類」して整理する
- 調べた情報の「関連性」を示す
- わかりやすい順序で「再構成」する
- 「自分の言葉」で書き直す
調査型レポートを書く3つのステップ
調査型レポートは、3つのステップで進めるのが効率的です。
多くの学生は突然「書く」段階から入ってしまい、結果的に時間がかかります。
順序を守ることで、迷いなくレポートを完成させられます。
| ステップ | 内容 | 所要時間目安 |
|---|---|---|
| 1 | 調べるステップ | 1〜2時間 |
| 2 | 考えるステップ(情報整理) | 30分〜1時間 |
| 3 | 書くステップ | 1〜2時間 |
ステップ1|調べる(情報を集める)
最初のステップは、テーマについての情報を集めることです。
料理に材料が必要なように、レポートにも素材となる情報がなければ書けません。
大学の図書館・学術データベース・公的サイトを中心に、信頼できる情報源を3〜5つ確保しましょう。
- 大学の図書館で関連書籍を探す
- CiNiiやJ-STAGEで論文を検索
- 政府統計ポータル「e-Stat」でデータを集める
- 新聞記事データベース(日経テレコン等)も活用
- 調べた情報はメモして出典を必ず記録
ステップ2|考える(情報を整理する)
集めた情報を、自分なりに整理・分類するのが2つ目のステップです。
このステップを飛ばすと、レポートが「情報の羅列」になってしまいます。
5〜10分でも整理する時間を取ることで、レポートの質が一気に上がります。
| 整理の切り口 | 具体例 |
|---|---|
| 時系列 | 歴史的な変遷を追う |
| 場所・空間 | 地域・国別に比較する |
| カテゴリ別 | 種類・分類で整理する |
| 原因と結果 | 因果関係で並べる |
| 賛成と反対 | 対立する意見を整理する |
ステップ3|書く(レポートにまとめる)
最後のステップは、整理した情報をレポートとして書き上げることです。
調べる・考えるが終わっていれば、書くこと自体は迷わずに進められます。
序論・本論・結論の3部構成で、整理した情報を順序立てて並べていきましょう。
- 序論:テーマと調査の目的を提示
- 本論:調べた情報を整理して提示
- 結論:調べた結果からわかったことをまとめる
- 参考文献:使った資料の一覧を添付
- 下書き完成後に必ず推敲
調査型レポートの構成テンプレート
調査型レポートの構成は、序論・本論・結論の3部構成が基本です。
ただし、論証型と異なり、本論の中身が「調べた情報の整理」になります。
下記が標準的な構成テンプレートです。
| パート | 書く内容 | 文字数比率 |
|---|---|---|
| 序論 | テーマ提示・調査の目的・背景 | 10〜15% |
| 本論 | 調べた情報を整理して提示 | 70〜80% |
| 結論 | 調べた結果のまとめ・今後の課題 | 10〜15% |
| 参考文献 | 使った資料一覧 | カウント外 |
序論で書くべき3つの要素
調査型レポートの序論では、3つの要素を簡潔に書きます。
「何について」「なぜ」「どうやって」調べたかを示し、本論への期待を作ります。
序論で読み手の興味を引けるかどうかで、レポート全体の評価が変わります。
- 1. テーマの提示:「本レポートでは、○○について調査する」
- 2. 調査の目的:「なぜこのテーマを調べる必要があるか」
- 3. 調査の方法:「文献・統計・新聞記事などをもとに調べた」
- 場合によっては結論を先に示すのも有効
本論の3つの組み立て方
本論は、3つの組み立て方が代表的です。
テーマの性質に応じて選びましょう。
どの組み立て方でも、見出し(小見出し)をつけて構造化するのが基本です。
| 組み立て方 | 具体例 |
|---|---|
| 時系列型 | 「〇〇の歴史」「変遷」を時代順に |
| 分類型 | 「種類別」「カテゴリ別」に分けて |
| 比較型 | 「日本と海外」「業界Aと業界B」を対比 |
| 原因-結果型 | 「現状→原因→結果」の流れで |
| 議論-反論型 | 「賛成意見と反対意見」を整理 |
結論で書くべき要素
結論では、調べた結果をまとめることが中心になります。
論証型と違って、ここで強い意見を主張する必要はありません。
「調べた結果、○○がわかった」と簡潔に整理しましょう。
- 調べた結果の要約(「○○がわかった」)
- そこから導かれる気づき(「○○が課題と言える」)
- 今後の調査の方向性(「○○についてさらに調べる必要がある」)
- 新しい主張は控える(調査型は事実整理が主役)
構成の作り方の詳細は、レポートの構成の作り方|序論・本論・結論の書き方と文字数配分テンプレートでも解説しています。
資料の調べ方|信頼できる情報源を選ぶ
調査型レポートの質は、使う資料の質で決まります。
信頼できる情報源を選び、複数の資料を組み合わせて調べましょう。
資料の種類別に、おすすめの調べ方を紹介します。
| 資料の種類 | 調べ方 |
|---|---|
| 論文 | CiNii、J-STAGE、Google Scholar |
| 書籍 | 大学図書館の蔵書検索(OPAC) |
| 統計データ | e-Stat(政府統計ポータル) |
| 新聞記事 | 日経テレコン、朝日クロスサーチ |
| 白書・公的資料 | 各省庁の公式サイト |
| 専門用語の意味 | 大学の入門書、専門事典 |
論文を探す|CiNii・J-STAGE・Google Scholar
論文は、もっとも信頼性の高い情報源の1つです。
CiNii(サイニィ)、J-STAGE、Google Scholarの3つを使い分けると、欲しい論文が見つかりやすくなります。
無料で読める論文も多く、まずはこれらで検索してみましょう。
- CiNii:日本の学術論文を網羅、無料公開も多い
- J-STAGE:日本の学会発行論文の電子ジャーナル、無料が多い
- Google Scholar:世界中の論文を横断検索、英語論文も
- キーワードを変えて何度か検索する
- 類似論文の参考文献から芋づる式に発見できる
書籍を探す|大学図書館のOPAC
書籍は、体系的にまとまった情報を得るのに最適です。
大学の図書館の蔵書検索(OPAC)でテーマを検索し、関連書籍を3〜5冊借りましょう。
書籍は1冊全部読む必要はなく、目次で関連章を見つけて拾い読みでも十分です。
| 書籍の種類 | 使い方 |
|---|---|
| 入門書・教科書 | テーマの全体像を把握 |
| 専門書 | 深い内容を調べる |
| 新書・選書 | テーマの最新動向を把握 |
| 論文集・選集 | 異なる視点を集める |
統計データを探す|e-Stat
客観的な裏付けには、政府統計データが強力な武器になります。
政府統計ポータル「e-Stat」では、人口、経済、教育など各分野の最新統計が無料で取得できます。
レポートに数字を1〜2個入れるだけで、説得力が一気に増します。
- e-Stat(政府統計ポータル):日本の公的統計の総合サイト
- OECD統計:国際比較データに便利
- 世界銀行データ:途上国を含む国際統計
- 各業界団体の統計:特定業界の数字に強い
- 引用時は調査年度を明記する
ネット情報の使い方
ネット情報も活用できますが、信頼性の見極めが必要です。
個人ブログやWikipediaは、参考程度に留めるのが安全です。
公的機関や大学のサイトを優先的に使いましょう。
| 信頼度 | 情報源 |
|---|---|
| 高い | 政府機関、大学、研究機関の公式サイト |
| 中程度 | 新聞社、業界団体、企業の公式サイト |
| 低い | 個人ブログ、SNS、まとめサイト |
| 非常に低い | Wikipedia(あくまで参考程度) |
ネット情報の引用方法は、レポートの参考文献にネットは使える?|Webサイトの引用方法&書き方テンプレートを参考にしてください。
調べた情報を「自分の言葉」でまとめる方法
調査型レポートでもっとも重要なスキルが、調べた情報を自分の言葉でまとめることです。
これができないと、コピペレポートと判定されて評価が下がります。
4つの方法で、自分の言葉に変換しましょう。
| 方法 | 効果 |
|---|---|
| 1. 要点を抽出して要約する | 核心だけ抜き出す |
| 2. 順序を入れ替える | 論理の流れを変える |
| 3. 例えを入れる | 自分なりの理解を示す |
| 4. 複数資料を統合する | 独自のまとめが完成 |
方法1|要点を抽出して要約する
原文を全部使うのではなく、要点だけを抽出して要約するのが基本です。
1パラグラフを1〜2文に圧縮するイメージで、要点を取り出しましょう。
要約は、原文の3分の1から半分程度の長さが目安です。
- 原文の主張・キーワードを把握する
- 具体例や枝葉の情報は省略する
- 「○○によると、〜という」と要約形式に変換
- 要約後の文章を読み直し、原文の意図と一致するか確認
要約の詳細な書き方は、レポートの要約の書き方|5ステップの手順&テンプレート付き完全ガイドを参考にしてください。
方法2|順序を入れ替える
原文の順序をそのまま使うと、コピペに近くなります。
論理の流れを変えることで、自分なりの再構成を示しましょう。
たとえば「結論→原因」の順を「原因→結論」に変えるだけでも、独自性が生まれます。
| 原文の順序 | 変換後の順序 |
|---|---|
| 結論→原因→具体例 | 具体例→原因→結論 |
| 歴史的背景→現状→課題 | 課題→現状→歴史的背景 |
| 原因A→原因B→原因C | 影響度の大きい順に並べ替え |
方法3|例えを入れる
原文の難しい表現を、身近な例えに変換すると、自分の理解度が伝わります。
「市場の流動性は確保される」ではなく「市場での売買がスムーズに行われる」のように、平易に書き直しましょう。
専門用語をかみ砕くスキルは、レポート全体の評価を高めます。
- 専門用語を平易な言葉に言い換える
- 抽象的な概念を具体例で説明する
- 難しい因果関係を比喩で示す
- 「たとえば〜」と例示を加える
方法4|複数資料を統合する
1つの資料だけを使うと、その資料への依存が強くなります。
3つ以上の資料を組み合わせて統合すると、自然に独自のまとめが完成します。
資料Aの主張+資料Bのデータ+資料Cの事例という形で、立体的にまとめましょう。
| 統合の例 | 具体的な書き方 |
|---|---|
| 主張+データ | 「Aは○○と論じている。これを裏付けるデータとして、B(2022)の調査によれば〜」 |
| データ+事例 | 「e-Statによれば〜である。実際、新聞記事Cでも同様の事例が報じられている」 |
| 賛成+反対 | 「Aは賛成の立場をとるが、Bはそれに反対している」 |
コピペにならない書き方
調査型レポートでもっとも避けるべきは「コピペ」です。
近年は剽窃チェックツールの精度が上がっており、コピペは確実に検出されます。
コピペにならない書き方の基本ルールを押さえましょう。
| ルール | 内容 |
|---|---|
| 原文をそのまま使わない | 必ず自分の言葉に変換 |
| 引用は必ず「」で示す | 出典を明記 |
| 引用は全体の20%以内 | 引用ばかりはNG |
| パラフレーズも完全に書き直す | 単語だけ変えるのはNG |
原文をそのまま使わない
原文の文章をそのままコピーして使うのは、引用として示さない限りすべて剽窃です。
少し言葉を変えただけ(「である」を「だ」に変える等)も、コピペの一種と見なされます。
必ず原文を読んだ上で、自分の言葉で書き直しましょう。
- 原文を見ながら書かない(覚えてから書く)
- 主語や語順を必ず変える
- 専門用語以外は別の言葉に置き換える
- 1文を分割または統合して構造を変える
引用は必ず「」で示す
原文をそのまま使う必要があるときは、必ず引用形式で示します。
「」で囲み、出典(著者名、出版年、ページ番号)を明記しましょう。
引用ルールを守れば、原文を使うこと自体は問題ありません。
| 引用形式 | 書き方の例 |
|---|---|
| 本文中の引用 | 田中(2023)は「○○である」と述べている |
| 段落引用 | 引用部分を別段落でインデント |
| 2文以上の引用 | 独立した段落+出典を明記 |
引用は全体の20%以内に
引用は全体の20%以内に抑えるのが鉄則です。
3,000字レポートなら、引用は600字までが上限です。
引用ばかりだと「自分のレポートじゃない」と判断されて評価が下がります。
- 本文の80%以上は自分の文章
- 1つの引用は短く(多くて3文程度)
- 論点の根拠として効果的に使う
- 「孫引き」は避け、原典に当たる
引用の適切な割合は、レポートの引用は何割まで?適切な割合・ルール・引用ばかりになる時の対処法でも詳しく解説しています。
パラフレーズも完全に書き直す
「単語だけ変える」レベルのパラフレーズはコピペと判定されます。
主語、語順、文の構造をすべて変えて、完全に書き直す必要があります。
パラフレーズチェックツールでも検出されるので、徹底しましょう。
| NG(コピペ) | OK(パラフレーズ) |
|---|---|
| 原文:「日本の少子化は深刻である」 | 原文を読んで概念を理解 |
| NG:「日本の少子化問題は重大である」(単語置き換え) | OK:「日本では出生率の低下が大きな課題となっている」(主語と構造を変えて再構成) |
コピペがバレる仕組みは、レポートのコピペはバレる?|検出ツールの仕組み・処分・バレない方法を完全解説を参考にしてください。
調査型レポートの例文|800字でテーマ別
調査型レポートの具体的な書き方を例文で示します。
800字程度の調査型レポートをイメージしてください。
テーマは「日本の少子化の現状」とします。
序論の例文
序論では、テーマと調査の目的を簡潔に示します。
下記が80〜120字程度の序論例です。
本論への導入として、何を調べるかを明示しましょう。
- テーマ提示:「日本では近年、少子化が大きな課題となっている」
- 背景:「2022年の合計特殊出生率は1.26と過去最低を記録した」
- 調査の目的:「本レポートでは、少子化の現状と要因を統計データと先行研究をもとに整理する」
本論の例文(時系列型)
本論を時系列型で組み立てる場合の例文です。
1970年代から現在までの推移を、データを使って整理します。
各時代の特徴を簡潔にまとめ、変遷を示します。
| 時期 | 本文の例 |
|---|---|
| 1970年代 | 「1973年の合計特殊出生率は2.14であり、人口維持水準だった」 |
| 1990年代 | 「1990年代に入ると出生率は1.5を下回り始めた」 |
| 2000年代 | 「2005年には1.26と過去最低を記録した」 |
| 2020年代 | 「2022年には再び1.26となり、依然低水準が続いている」 |
結論の例文
結論では、調べた結果のまとめを簡潔に書きます。
下記が80〜120字程度の結論例です。
新しい主張ではなく、調査結果の整理に徹します。
- 調査結果のまとめ:「少子化は1970年代から進行し、現在も改善されていない」
- 気づき:「経済的要因と価値観の変化が複合的に作用している」
- 今後の課題:「効果的な政策設計には、より多角的な調査が必要である」
調査型レポートでよくある失敗
調査型レポートで多くの学生がやってしまう失敗パターンを整理します。
これらは事前に知っておくだけで、確実に避けられます。
提出前にチェックリストとして使ってください。
| 失敗 | 影響 |
|---|---|
| 1. 情報の羅列だけ | 「自分のまとめ」がない |
| 2. 出典の記載漏れ | 剽窃と判定される |
| 3. 個人ブログ・Wikipediaに依存 | 信頼性が低い |
| 4. テーマが広すぎる | 表面的な整理に終わる |
| 5. 自分の感想が入りすぎる | 調査型から逸脱 |
失敗1|情報の羅列だけになる
調べた情報を順番に並べただけで終わらせるのは、もっとも多い失敗です。
「Aによると○○」「Bによると××」「Cによると△△」と並べるだけでは、レポートの体をなしません。
必ず自分なりの分類・順序・関連付けを加えましょう。
- 整理の切り口(時系列・分類・比較など)を決める
- 情報同士の関連性を示す
- 「○○と○○は関連している」と接続詞で結ぶ
- 本論の最後に、調べた結果のまとめを書く
失敗2|出典の記載漏れ
引用や参考にした情報の出典を記載しないのは、剽窃に該当します。
「これは自分の意見です」と装っても、内容を見れば誰かの主張であることはバレます。
引用1つにつき1つ、必ず出典を明記しましょう。
| 記載すべき項目 | 例 |
|---|---|
| 論文 | 著者名・発行年・タイトル・雑誌名・ページ番号 |
| 書籍 | 著者名・発行年・タイトル・出版社・ページ番号 |
| Webサイト | サイト名・ページタイトル・URL・閲覧日 |
| 統計データ | データ名・調査年・出典機関 |
参考文献の書き方は、レポートの参考文献の書き方|本・ネット・論文の書き方テンプレート付きを参考にしてください。
失敗3|個人ブログ・Wikipediaに依存
個人ブログやWikipediaを主な情報源にすると、レポートの信頼性が大きく下がります。
これらは「参考程度」にとどめ、メインの情報源は論文・書籍・公的データから取りましょう。
大学の教授は、参考文献リストでこの依存度を判断しています。
- 論文・書籍・公的データを5〜7割
- 新聞・業界専門サイトを2〜3割
- 個人ブログ・Wikipediaは0〜1割(参考程度)
- SNS・まとめサイトは原則使わない
失敗4|テーマが広すぎる
「環境問題について」のような広すぎるテーマは、表面的な整理にしかなりません。
調査型レポートでも、テーマを具体的に絞り込むのが鉄則です。
「日本における海洋プラスチックごみ問題」のように、地域・対象・時期で絞りましょう。
| NG(広すぎ) | OK(適切な範囲) |
|---|---|
| 「環境問題」 | 「日本における海洋プラスチックごみ問題」 |
| 「日本の経済」 | 「2020年代の日本の物価動向」 |
| 「教育」 | 「コロナ禍におけるオンライン授業の現状」 |
| 「歴史」 | 「19世紀フランスの産業革命」 |
失敗5|自分の感想が入りすぎる
調査型レポートでは、自分の感想や主観は最小限に抑えます。
「面白いと思った」「驚いた」のような感想は、客観的なまとめを目的とする調査型に不要です。
感想を書きたい場合は、結論部分に少しだけ加えるか、別途感想欄があればそこに書きます。
- 本文では客観的事実の整理に徹する
- 「私は○○と感じた」は調査型にはNG
- 結論部分での「○○がわかった」「課題と考えられる」は許容
- 主観の入れすぎは感想文と判断される
感想と考察の違いは、レポートの考察の書き方|結果・感想との違い&文系・理系別テンプレート付きでも詳しく解説しています。
調査型レポートを効率化する方法
「調査と執筆に時間をかけすぎる」「複数資料を統合するのが苦手」という方には、効率化する方法があります。
2つの選択肢を紹介します。
状況に応じて使い分けましょう。
| 選択肢 | 特徴 |
|---|---|
| LUCID(AIレポート作成) | 調査済み情報を自動でまとめてくれる |
| レポートビズ(人間の代行) | 高品質な完全代行 |
LUCID|AIレポート作成サービス
LUCID(ルシッド)は、大学生のレポート作成に特化したAIサービスです。
科目名と課題内容を入力するだけで、AIが調査済みの情報を統合した調査型レポートを自動作成します。
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| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 1文字あたり約1円(業界最安水準) |
| 初回特典 | 初回は半額でお試し可能 |
| 生成時間 | 平均3〜5分 |
| 調査範囲 | 論文・書籍・公的データを網羅 |
| 参考文献 | 実在する論文・書籍を自動引用 |
| AI検知対策 | AI検出ツールに引っかからない自然な文章 |
| 文体学習 | 過去のレポートを読み込ませて、あなたの文体で生成 |
| 写真OCR対応 | 課題プリントを撮影するだけで課題内容を自動入力 |
| 出力形式 | Word・PDFで直接ダウンロード可能 |
| 1,000字の料金 | 通常約1,100円/初回約550円 |
| 2,000字の料金 | 通常約2,200円/初回約1,100円 |
| 3,000字の料金 | 通常約3,300円/初回約1,650円 |
調査と整理の手間を一気に省けるため、本来の学習や他の課題に時間を使えます。
レポートビズ|人間による高品質代行
「AIではなく人間に書いてほしい」「絶対に高品質で提出したい」という方には、レポートビズという選択肢もあります。
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調査型レポートに関するよくある質問
調査型レポートについて、学生からよく寄せられる質問と答えをまとめました。
判断に迷ったときの参考にしてください。
細かい疑問もここで解決しましょう。
| 質問 | 結論 |
|---|---|
| 参考文献は何冊必要? | 3〜5冊が目安 |
| 調査型に自分の意見は入れていい? | 結論部分に少しだけ可 |
| 調査型と研究レポートの違い | 研究レポートは独自の主張が必要 |
| テーマが決まらないときは? | 授業で扱った内容から絞る |
Q1. 参考文献は何冊必要?
調査型レポートでは、3〜5冊(または論文)が目安です。
1〜2冊だと「調べが浅い」と判断され、10冊以上は不要です。
本文の文字数によっても適正数は変わります。
| 文字数 | 参考文献の目安 |
|---|---|
| 800〜1,000字 | 1〜2件 |
| 2,000字 | 2〜3件 |
| 3,000字 | 3〜5件 |
| 5,000字以上 | 5〜7件 |
Q2. 調査型に自分の意見は入れていい?
結論として、結論部分に少しだけ入れるのは許容されます。
本論では客観的なまとめに徹し、結論で「○○が課題と考えられる」程度の言及にとどめましょう。
本論の本文中に「私は〜と感じた」のような主観を多く入れるのはNGです。
- 本論:客観的事実のまとめに徹する
- 結論:「○○がわかった」「○○が課題と言える」程度はOK
- 強い主張は避ける(論証型の領域)
- 感想は調査型レポートには不要
Q3. 調査型と研究レポートの違いは?
結論として、研究レポートのほうが、独自の主張を含む点で異なります。
調査型は「調べてまとめる」が主目的、研究レポートは「調べた上で自分の主張を述べる」が主目的です。
大学2〜3年生になると、調査型から研究レポートへとレベルが上がっていきます。
| 項目 | 調査型レポート | 研究レポート |
|---|---|---|
| 主目的 | 事実の整理 | 独自の主張 |
| 本論の中心 | 調べた情報の整理 | 主張+根拠 |
| 結論 | 結果のまとめ | 主張の確認 |
| 難易度 | 低〜中(1〜2年生向け) | 中〜高(3〜4年生向け) |
Q4. テーマが決まらないときは?
テーマが決まらない場合は、授業で扱った内容から選ぶのがもっとも確実です。
授業で出てきた論点・キーワードを調べやすいレベルまで絞り込みましょう。
大学が課題を出す目的は、授業内容の理解と発展だからです。
- 授業のシラバスを読み返す
- 教員が「重要」と強調したキーワードに着目
- 関連書籍の章タイトルを参考にする
- 3つの候補を出し、参考文献が見つかるテーマを選ぶ
まとめ|「調べてまとめる」は3ステップで完成する
調査型レポートは、正しい3ステップを踏めば誰でも書けるレポートタイプです。
調べる→考える→書くの順序を守り、自分の言葉でまとめれば、評価されるレポートが完成します。
大切なポイントを最後にまとめます。
| ポイント | 結論 |
|---|---|
| 3ステップ | 調べる→考える→書く |
| 構成 | 序論10-15%・本論70-80%・結論10-15% |
| 参考文献 | 3〜5件、論文・書籍・公的データ中心 |
| 自分の言葉 | 要約・順序入れ替え・例え・統合 |
| 引用ルール | 「」と出典明記、20%以内 |
「調査と執筆に時間をかけすぎる」「複数資料の統合が苦手」という方は、LUCIDのようなAIレポート作成サービスを1度試してみるのもおすすめです。
LUCIDは実在する論文・書籍を引用元として明記し、参考文献リストも自動で完成します。
初回は半額で利用できるので、2,000字のレポートでも約1,100円で試せます。
調査と整理の時間を本来の学習や他の課題に使えれば、長い目で見て大きな得になります。
レポート全般の書き方をさらに学びたい方は、【完全版】レポートの書き方|大学生必見の構成・例文・テンプレートを徹底解説もあわせて参考にしてください。