2026.04.25

レポートの接続詞一覧|用途別の使い方&話し言葉→書き言葉の変換表付き

「レポートで”だから”って使っていいの?」「”しかし”ばかりになってしまう」「接続詞を正しく使えているか不安…」

レポートの論理性を決めるのは、接続詞の使い方です。

接続詞が正しく使えていると「論理的な文章だ」と評価され、間違っていると「何が言いたいのかわからない」と思われます。

じつは、レポートで使ってはいけない接続詞があります。

「でも」「だから」「なので」はすべて話し言葉であり、レポートではNGです。

この記事では、レポートで使える接続詞を用途別の一覧表、話し言葉から書き言葉への変換表、NG例と修正例、接続詞を使いすぎないコツまで完全に解説していきます。

レポートの接続詞の基本ルール

レポートで接続詞を使うさいには、4つの基本ルールを守る必要があります。

第一のルールは「話し言葉の接続詞は使わない」ことです。

「でも」「だから」「なので」は口語であり、書き言葉に言い換える必要があります。

第二のルールは「前後の文の関係と一致させる」ことです。

因果関係がないのに「したがって」を使うのはNGです。

第三のルールは「使いすぎない」ことです。

毎文の冒頭に接続詞がつくと冗長になるため、不要な接続詞は思い切って削りましょう

第四のルールは「同じ接続詞を連続させない」ことです。

# ルール 詳細
1 話し言葉の接続詞は使わない 「でも」「だから」「なので」は口語。書き言葉に言い換える
2 前後の文の関係と一致させる 因果関係がないのに「したがって」を使うのはNG
3 使いすぎない 毎文の冒頭に接続詞がつくと冗長。不要な接続詞は削る
4 同じ接続詞を連続させない 「しかし〜。しかし〜。」は読みにくい

用途別|レポートで使える接続詞一覧

ここからは、レポートで使える接続詞を7つのカテゴリー別に紹介していきます。

すべての接続詞に例文をつけているので、自分のレポートに当てはめて使ってみてください。

1. 順接(前の文が原因、後の文が結果)

前の文で述べた内容を原因や理由として、その結果や結論を導くときに使う接続詞です。

「したがって」は最も学術的な響きがあり、レポートの考察や結論で頻繁に使われます

「そのため」はやや柔らかい印象で、本論のなかで因果関係を示すのに適しています。

接続詞 使い方 例文
したがって 論理的な帰結を述べる(最も学術的) データは有意差を示した。したがって、仮説は支持された。
そのため 原因→結果を述べる レジ袋は有料化された。そのため、辞退率が上昇した。
ゆえに 論理的な結論を導く(やや硬い) 以上の根拠から、ゆえに規制の強化が必要である。
よって 結論を述べる 条件を満たしている。よって、この理論は適用可能である。
こうして 経緯をまとめて結果につなげる こうして、日本の相対的貧困率は上昇を続けてきた。

2. 逆接(前の文と反対の内容を述べる)

前の文の内容に対して、反対や対立する内容を述べるときに使う接続詞です。

「しかし」はレポートで最も頻繁に使われる逆接の接続詞です。

「ただし」は条件や留保をつけるさいに使い、考察の限界を示すときによく登場します。

接続詞 使い方 例文
しかし 最も一般的な逆接 利用率は増加した。しかし、利用目的には偏りがある。
一方で 対比を示す(完全な否定ではない) SNSには正の側面がある。一方で、負の側面も指摘されている。
ただし 条件や留保をつける この結論は妥当である。ただし、サンプルサイズが限られている。
もっとも 前の文を認めつつ制限を加える 有料化は効果的であった。もっとも、全ての問題を解決するわけではない。
にもかかわらず 予想に反する結果を述べる 対策が講じられた。にもかかわらず、状況は改善しなかった。

3. 添加・累加(情報を追加する)

前の文にさらに情報を追加するときに使う接続詞です。

「また」は同レベルの情報を追加し、「さらに」は前の文に上乗せする情報を追加します。

「また」と「さらに」を交互に使うと単調さを避けられます

接続詞 使い方 例文
また 同レベルの情報を追加 経済的要因が指摘されている。また、社会的要因も無視できない。
さらに 前の文に上乗せ 利用率は増加した。さらに、利用時間も延びている。
加えて 重要な情報を追加 加えて、メンタルヘルスへの影響も報告されている。
そのうえ 程度がさらに高い情報を追加 費用が増大した。そのうえ、品質も低下している。

4. 例示(具体例を挙げる)

前の文の内容を具体例で補足するときに使う接続詞です。

抽象的な主張のあとに「たとえば」で具体例を示すと、読み手の理解が深まります

接続詞 使い方 例文
たとえば 具体例を1つ以上挙げる たとえば、フランスではレジ袋が全面禁止されている。
具体的には 前の文をより詳しく説明 対策が必要である。具体的には、法整備と教育の両面からのアプローチが求められる。
一例を挙げると 代表的な例を1つ示す 一例を挙げると、A社ではチャットボットの導入で対応時間を40%削減した。

5. 対比・選択(2つの事柄を比べる)

2つの事柄を比較したり、別の可能性を示すときに使う接続詞です。

「一方」と「他方」はセットで使うのが正式ですが、「一方」だけで使うことも多いです。

接続詞 使い方 例文
一方 2つの事柄を対比 日本では辞退率が80%である。一方、アメリカではまだ20%程度にとどまっている。
他方 対比の後半を述べる(やや硬い) 文系では質的研究が主流である。他方、理系では量的研究が中心となっている。
あるいは 別の可能性を示す 経済的要因が影響している。あるいは、文化的背景も考慮すべきである。

6. 説明・補足(前の文を言い換え・補足する)

前の文の内容を別の言い方で説明したり、理由を補足するときに使う接続詞です。

「つまり」は前の文をかんたんに言い換え、「なぜなら」は前の文の理由を述べます。

接続詞 使い方 例文
つまり 前の文をかんたんに言い換える 辞退率は80%に達した。つまり、5人中4人がレジ袋を断っているということである。
すなわち 前の文を厳密に言い換える(やや硬い) p値は0.01未満であった。すなわち、統計的に有意な差が認められた。
なぜなら 前の文の理由を述べる この政策は効果的であった。なぜなら、消費者の行動変容を促したからである。

7. 転換(話題を変える)

議論を次の論点に移すときに使う接続詞です。

「次に」は本論のなかで論点を切り替えるさいに使います。

「以上をふまえ」は本論から結論に移るさいの定番表現です。

接続詞 使い方 例文
次に 次の論点に移る 次に、SNSが若者のメンタルヘルスにあたえる影響について検討する。
ここで 議論の途中で別の視点を導入 ここで、先行研究の知見を整理しておく。
以上をふまえ 議論を結論に移す 以上をふまえ、本稿の結論を述べる。

話し言葉→書き言葉の変換表

レポートで絶対に使ってはいけない話し言葉の接続詞と、正しい書き言葉への変換です。

特に「なので」は大学生のレポートで最も多い間違いのひとつです。

「なので」は話し言葉であり、書き言葉では「そのため」「したがって」を使います。

「でも」も同様にNGで、「しかし」「だが」「ただし」に置きかえましょう。

NG(話し言葉) OK(書き言葉)
でも しかし / だが / ただし
だから したがって / そのため / よって
なので そのため / したがって
けど / けれど しかし / 一方で / ただし
それで その結果 / これにより
それに さらに / 加えて / また
あと また / さらに / 加えて
だって なぜなら / その理由は
っていうか すなわち / つまり
じゃあ それでは / この場合

接続詞のNG例と修正例

ここでは、学生がやってしまいがちな接続詞のNG例を4パターン紹介します。

NG1:話し言葉を使っている

最も多いNGパターンが、話し言葉の接続詞をそのまま使ってしまうことです。

「でも」を「しかし」に置きかえるだけで、文章の印象が大きく変わります。

区分 例文
NG 「SNSの利用率は増加した。でも、問題も多い。」
OK 「SNSの利用率は増加した。しかし、問題も多い。」

NG2:前後の関係と接続詞が一致していない

因果関係がないのに「したがって」を使うと、論理が破綻して見えます

「貧困率の上昇」と「教育への投資の増加」のあいだに因果関係がないなら、「したがって」ではなく「一方で」を使うべきです。

区分 例文
NG 「貧困率は上昇している。したがって、教育への投資も増加している。」(因果関係がない)
OK 「貧困率は上昇している。一方で、教育への投資も増加している。」(対比の関係)

NG3:同じ接続詞が連続している

「また」が3回連続すると、文章が単調で退屈な印象になります。

「さらに」「特に」「加えて」などを織りまぜて、リズムに変化をつけましょう。

区分 例文
NG また、利用率が増加した。また、利用時間も増えた。また、若者に顕著である。」
OK 「利用率が増加した。さらに、利用時間も延びている。特に、若者のあいだでこの傾向は顕著である。」

NG4:接続詞を使いすぎている

接続詞がなくても文の意味が通じるなら、省略した方が簡潔です。

4つの文すべてに接続詞をつける必要はありません。

区分 例文
NG まず、現状を確認する。次に、原因を分析する。そして、対策を検討する。最後に、結論を述べる。」
OK 「現状を確認したうえで原因を分析し、対策を検討する。」

レポートのパート別|よく使う接続詞

レポートのパートごとに頻繁に使われる接続詞は異なります。

序論では「しかし」「一方で」「そこで」がよく使われます。

これは、先行研究の問題点を指摘して自分の研究目的につなげる流れがあるためです。

結論では「以上をふまえ」「したがって」がほぼ必須です。

パート よく使う接続詞 用途
序論 しかし / 一方で / そこで 問題提起、背景の対比、目的の提示
本論(展開) まず / 次に / さらに / また 論点の順序立て、情報の追加
本論(考察) したがって / つまり / なぜなら 因果関係、言い換え、理由の説明
本論(反論) しかし / ただし / もっとも / 一方で 反論への対応、留保条件の提示
結論 以上をふまえ / したがって / つまり 議論のまとめ、最終的な結論の提示

接続詞を使いすぎないコツ

接続詞は論理を明示するツールですが、使いすぎると逆に読みにくくなります

以下の3つのコツで、接続詞の量を適切にコントロールしましょう。

コツ1:接続詞がなくても意味が通じるか確認する

接続詞を削除しても文のつながりが自然なら、その接続詞は不要です。

迷ったら一度削除してみて、文意が変わらないか確認しましょう。

接続詞あり 接続詞なし
SNSの利用率は増加している。そして、利用時間も延びている。 SNSの利用率は増加している。利用時間も延びている。(意味は通じる → 「そして」は不要)

コツ2:接続詞の代わりに「指示語」を使う

「この点は」「こうした」「そのような」などの指示語で文をつなぐと、接続詞を減らせます。

接続詞で書いた場合 指示語で書いた場合
SNSは情報拡散に有効である。しかし、フェイクニュースの問題がある。 SNSは情報拡散に有効である。この点はメリットと言えるが、フェイクニュースの拡散も見過ごせない。

コツ3:1パラグラフ内で接続詞は2〜3個まで

1つのパラグラフ(段落)に接続詞が4つ以上あると読みにくくなります

2〜3個に収めるのが目安です。

接続詞の数 評価
0〜1個 ○ 簡潔で読みやすい
2〜3個 ◎ 適切。論理が明確
4個以上 × 多すぎる。冗長になる

接続詞に悩んだときの解決策

「接続詞の使い方がわからない」「文章がなかなか論理的にならない」という方にむけて、レポート作成を効率化するサービスを紹介します。

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まとめ

レポートの接続詞の使い方について解説してきました。

接続詞は「文と文の論理関係を読み手に伝える道しるべ」です。

この記事の一覧表をブックマークして、レポートを書くたびに参照してください。

ポイント 内容
基本ルール 話し言葉は使わない・前後関係と一致させる・使いすぎない・連続させない
順接(結果) したがって・そのため・ゆえに・よって
逆接(対立) しかし・一方で・ただし・もっとも
添加(追加) また・さらに・加えて
例示 たとえば・具体的には
説明 つまり・すなわち・なぜなら
NG接続詞 でも・だから・なので・けど・それに・あと・だって
使いすぎ対策 不要なものは削る・指示語で代用・1段落に2〜3個まで

レポートの書き方全般はレポートの書き方完全ガイド、文体についてはですます調・である調の使い分けガイドもご覧ください。

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