2026.04.24

Wordでのレポートの書き方|フォント・余白・表紙の設定を完全ガイド

「Wordでレポートを書くとき、フォントや余白は何に設定すればいいの?」「表紙のページ番号をなくしたい」「PDF変換のやり方がわからない」

大学のレポートをWordで書く際、内容以前に「設定」でつまずく学生が非常に多いです。

フォント、余白、文字数、行間、ページ番号、表紙の作り方…。

これらの設定を間違えると、内容が良くても見た目の印象で減点されることがあります。

この記事では、Wordでレポートを書くための基本設定から表紙の作り方、便利機能、PDF変換、よくあるミスまで、初心者でも迷わない完全ガイドとして解説します。

最初にやるべきWord設定一覧

レポートを書き始める前に、以下の設定を最初に済ませましょう

教授から指定がある場合はそちらに従い、指定がない場合は以下の設定で問題ありません。

設定項目 推奨値 設定場所
用紙サイズ A4 レイアウト → サイズ
印刷の向き レイアウト → 印刷の向き
余白 上下左右25mm(標準) レイアウト → 余白
本文フォント MS明朝 or 游明朝 ホーム → フォント
英数字フォント Times New Roman ホーム → フォント → 英数字用フォント
フォントサイズ 10.5pt ホーム → フォントサイズ
1行の文字数 40字 レイアウト → ページ設定 → 文字数と行数
1ページの行数 36行 レイアウト → ページ設定 → 文字数と行数
文字の配置 両端揃え ホーム → 段落 → 配置

この設定だと、1ページあたり約1,440字(40字×36行)になります。

2,000字のレポートなら約1.5ページ、3,000字なら約2ページが目安です。

フォントの選び方

フォント選びでレポートの印象は大きく変わります。

本文のフォント

フォント 種類 特徴 おすすめ度
MS明朝 明朝体 最も一般的。長文でも読みやすい
游明朝 明朝体 Wordの初期設定。やや洗練された印象
MSゴシック ゴシック体 見出し向き。本文には使わない
メイリオ ゴシック体 読みやすいが学術文書には不向き
ポップ体・行書体 装飾系 レポートでは絶対に使わない ×

迷ったらMS明朝の10.5ptにしておけば間違いありません。

見出し・タイトルのフォント

要素 フォント サイズ
レポートタイトル MSゴシック or 游ゴシック 14〜18pt
大見出し(章タイトル) MSゴシック 12pt
小見出し(節タイトル) MSゴシック 10.5〜11pt
本文 MS明朝 10.5pt

本文は明朝体、見出しはゴシック体にすると、メリハリが出て読みやすくなります。

英数字のフォント

日本語フォントをMS明朝にすると英数字も明朝体になりますが、英数字だけ別フォントにするのがおすすめです。

設定方法:ホーム → フォントの右下のマーク → 「英数字用のフォント」欄でTimes New Romanを選択

余白の設定

余白は上下左右25mm(標準設定)がレポートの基本です。

教授から指定がなければ、Wordの初期設定のままで問題ありません。

設定方法:レイアウト → 余白 → 標準(上下左右25.4mm)

左綴じでホチキス留めする場合は、左余白を30mmにしておくと綴じた後も読みやすくなります。

文字数・行数の設定

文字数が指定されているレポートでは、1ページに何文字入るかを把握しておくことが重要です。

設定方法

レイアウト → ページ設定(右下のマーク)→「文字数と行数」タブ → 「文字数と行数を指定する」にチェック

文字数の確認方法

Wordの画面左下に「○○文字」と表示されています。

クリックすると、文字数(スペース含む/含まない)の詳細が確認できます。

1ページの文字数の目安

設定 1ページの文字数
40字×36行 約1,440字
40字×30行 約1,200字
35字×30行 約1,050字

表紙の作り方

表紙の作り方はレポートの表紙の書き方ガイドで詳しく解説していますが、Wordの操作手順を簡潔にまとめます。

ステップ1:1ページ目にタイトルと学生情報を入力

ステップ2:改ページを挿入

表紙と本文を分離するために、挿入 → ページ区切り(またはCtrl + Enter)で改ページを入れます。

ステップ3:表紙にページ番号をつけない

表紙にページ番号をつけず、本文の1ページ目から「1」にする方法です。

これで表紙は「0ページ」扱いになり、本文から「1」が始まります。

段落・インデントの設定

段落の設定でレポートの読みやすさが大きく変わります。

字下げ(インデント)

段落の先頭を1文字分字下げするのがレポートの基本です。

設定方法:ホーム → 段落の右下マーク → インデント →「最初の行」を「字下げ」、「幅」を「1字」

行間の設定

行間は1行(初期設定)で問題ありません。

教授から「行間1.5」と指定された場合は、段落設定 → 行間 →「1.5行」に変更します。

段落後のスペース

Wordの初期設定では段落後にスペースが入ることがあります。

段落設定 → 間隔 → 段落後を「0pt」に設定すると、行間が均等になります。

便利なWord機能

見出しスタイル

「はじめに」「本論」「まとめ」などの見出しには、Wordのスタイル機能を使うと便利です。

ホームタブの「スタイル」から「見出し1」「見出し2」を設定すると、フォントとサイズが自動的に変わります。

スペルチェック・文章校正

校閲 → スペルチェックと文章校正(またはF7キー)で、誤字脱字やおかしな表現をチェックできます。

提出前に必ず実行しましょう。

文字数カウント

画面左下の文字数表示をクリックすると、総文字数(スペース含む/含まない)が表示されます。

一部を選択した状態でクリックすると、選択範囲の文字数だけを確認できます。

PDF変換の方法

多くの大学では、レポートをPDF形式で提出するよう求められます。

WordからPDFに変換する方法

PDF変換後の確認ポイント

確認項目 チェック内容
レイアウト崩れ 余白や改ページの位置がWordと同じか
フォントの表示 文字化けしていないか
ページ番号 正しく表示されているか
図表 画像が正しく表示されているか

PDFに変換したら必ず開いて確認してから提出しましょう。

ファイル名のつけ方

教授から指定がなければ、以下の形式が望ましいです。

学籍番号_氏名_科目名.pdf

例:2024A0001_鈴木一郎_社会学概論.pdf

Wordでよくあるミス10選

# ミス 対策
1 フォントがバラバラ 全選択(Ctrl+A)してフォントを統一
2 全角・半角の混在 英数字は半角、日本語は全角で統一
3 「ですます」と「である」の混在 提出前に検索機能で「です」「ます」を検索
4 字下げが抜けている 段落設定で自動字下げを設定
5 表紙にページ番号がついている 「先頭ページのみ別指定」にチェック
6 改ページを使わずEnter連打 Ctrl+Enterで改ページを入れる
7 文字数を数えていない 画面左下の文字数カウントを確認
8 PDF変換後に確認していない 変換後に必ず開いてレイアウトを確認
9 ファイル名が「レポート.docx」 学籍番号_氏名_科目名の形式にする
10 学籍番号・氏名の記載漏れ 提出前チェックリストで確認

提出前の最終チェックリスト

チェック項目 確認
フォントは統一されているか(明朝体10.5pt)
英数字は半角で統一されているか
「である」調で統一されているか
段落の先頭は字下げされているか
指定された文字数を満たしているか
表紙に学籍番号・氏名が記載されているか
ページ番号は本文から始まっているか
参考文献リストは記載されているか
PDF変換後のレイアウトは崩れていないか
ファイル名は適切か

Word操作が苦手な方への代替手段

「Wordの操作に時間をかけている余裕がない」「構成を考えるだけで手一杯」という方は、サービスを活用する方法もあります。

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まとめ

Wordでレポートを書くための基本設定から提出前チェックまで解説しました。

ポイント 内容
フォント 本文はMS明朝10.5pt、見出しはMSゴシック12pt
余白 上下左右25mm(標準設定)
文字数・行数 40字×36行(1ページ約1,440字)
表紙 タイトル中央16pt+学生情報下部11pt+改ページ
ページ番号 表紙を除き、本文から「1」を開始
段落 字下げ1字、行間1行、段落後0pt
PDF変換 ファイル → 名前を付けて保存 → PDF形式
ファイル名 学籍番号_氏名_科目名.pdf

Wordの設定は最初に一度やってしまえば、あとは使い回せます

レポートの書き方全般についてはレポートの書き方完全ガイド、表紙についてはレポートの表紙の書き方ガイドもご覧ください。

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