「Wordでレポートを書くとき、フォントや余白は何に設定すればいいの?」「表紙のページ番号をなくしたい」「PDF変換のやり方がわからない」
大学のレポートをWordで書く際、内容以前に「設定」でつまずく学生が非常に多いです。
フォント、余白、文字数、行間、ページ番号、表紙の作り方…。
これらの設定を間違えると、内容が良くても見た目の印象で減点されることがあります。
この記事では、Wordでレポートを書くための基本設定から表紙の作り方、便利機能、PDF変換、よくあるミスまで、初心者でも迷わない完全ガイドとして解説します。
最初にやるべきWord設定一覧
レポートを書き始める前に、以下の設定を最初に済ませましょう。
教授から指定がある場合はそちらに従い、指定がない場合は以下の設定で問題ありません。
| 設定項目 | 推奨値 | 設定場所 |
|---|---|---|
| 用紙サイズ | A4 | レイアウト → サイズ |
| 印刷の向き | 縦 | レイアウト → 印刷の向き |
| 余白 | 上下左右25mm(標準) | レイアウト → 余白 |
| 本文フォント | MS明朝 or 游明朝 | ホーム → フォント |
| 英数字フォント | Times New Roman | ホーム → フォント → 英数字用フォント |
| フォントサイズ | 10.5pt | ホーム → フォントサイズ |
| 1行の文字数 | 40字 | レイアウト → ページ設定 → 文字数と行数 |
| 1ページの行数 | 36行 | レイアウト → ページ設定 → 文字数と行数 |
| 文字の配置 | 両端揃え | ホーム → 段落 → 配置 |
この設定だと、1ページあたり約1,440字(40字×36行)になります。
2,000字のレポートなら約1.5ページ、3,000字なら約2ページが目安です。
フォントの選び方
フォント選びでレポートの印象は大きく変わります。
本文のフォント
| フォント | 種類 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| MS明朝 | 明朝体 | 最も一般的。長文でも読みやすい | ◎ |
| 游明朝 | 明朝体 | Wordの初期設定。やや洗練された印象 | ◎ |
| MSゴシック | ゴシック体 | 見出し向き。本文には使わない | △ |
| メイリオ | ゴシック体 | 読みやすいが学術文書には不向き | △ |
| ポップ体・行書体 | 装飾系 | レポートでは絶対に使わない | × |
迷ったらMS明朝の10.5ptにしておけば間違いありません。
見出し・タイトルのフォント
| 要素 | フォント | サイズ |
|---|---|---|
| レポートタイトル | MSゴシック or 游ゴシック | 14〜18pt |
| 大見出し(章タイトル) | MSゴシック | 12pt |
| 小見出し(節タイトル) | MSゴシック | 10.5〜11pt |
| 本文 | MS明朝 | 10.5pt |
本文は明朝体、見出しはゴシック体にすると、メリハリが出て読みやすくなります。
英数字のフォント
日本語フォントをMS明朝にすると英数字も明朝体になりますが、英数字だけ別フォントにするのがおすすめです。
設定方法:ホーム → フォントの右下のマーク → 「英数字用のフォント」欄でTimes New Romanを選択
余白の設定
余白は上下左右25mm(標準設定)がレポートの基本です。
教授から指定がなければ、Wordの初期設定のままで問題ありません。
設定方法:レイアウト → 余白 → 標準(上下左右25.4mm)
左綴じでホチキス留めする場合は、左余白を30mmにしておくと綴じた後も読みやすくなります。
文字数・行数の設定
文字数が指定されているレポートでは、1ページに何文字入るかを把握しておくことが重要です。
設定方法
レイアウト → ページ設定(右下のマーク)→「文字数と行数」タブ → 「文字数と行数を指定する」にチェック
文字数の確認方法
Wordの画面左下に「○○文字」と表示されています。
クリックすると、文字数(スペース含む/含まない)の詳細が確認できます。
1ページの文字数の目安
| 設定 | 1ページの文字数 |
|---|---|
| 40字×36行 | 約1,440字 |
| 40字×30行 | 約1,200字 |
| 35字×30行 | 約1,050字 |
表紙の作り方
表紙の作り方はレポートの表紙の書き方ガイドで詳しく解説していますが、Wordの操作手順を簡潔にまとめます。
ステップ1:1ページ目にタイトルと学生情報を入力
- 配置を中央揃えにする
- Enterキーで改行を入れて位置を調整
- タイトルは16〜18ptで大きく
- 学生情報は11ptで下部に配置
ステップ2:改ページを挿入
表紙と本文を分離するために、挿入 → ページ区切り(またはCtrl + Enter)で改ページを入れます。
ステップ3:表紙にページ番号をつけない
表紙にページ番号をつけず、本文の1ページ目から「1」にする方法です。
- 挿入 → ページ番号 → ページの下部 を選択
- 「ヘッダーとフッター」タブ →「先頭ページのみ別指定」にチェック
- 「ページ番号の書式設定」→ 開始番号を「0」に設定
これで表紙は「0ページ」扱いになり、本文から「1」が始まります。
段落・インデントの設定
段落の設定でレポートの読みやすさが大きく変わります。
字下げ(インデント)
段落の先頭を1文字分字下げするのがレポートの基本です。
設定方法:ホーム → 段落の右下マーク → インデント →「最初の行」を「字下げ」、「幅」を「1字」
行間の設定
行間は1行(初期設定)で問題ありません。
教授から「行間1.5」と指定された場合は、段落設定 → 行間 →「1.5行」に変更します。
段落後のスペース
Wordの初期設定では段落後にスペースが入ることがあります。
段落設定 → 間隔 → 段落後を「0pt」に設定すると、行間が均等になります。
便利なWord機能
見出しスタイル
「はじめに」「本論」「まとめ」などの見出しには、Wordのスタイル機能を使うと便利です。
ホームタブの「スタイル」から「見出し1」「見出し2」を設定すると、フォントとサイズが自動的に変わります。
スペルチェック・文章校正
校閲 → スペルチェックと文章校正(またはF7キー)で、誤字脱字やおかしな表現をチェックできます。
提出前に必ず実行しましょう。
文字数カウント
画面左下の文字数表示をクリックすると、総文字数(スペース含む/含まない)が表示されます。
一部を選択した状態でクリックすると、選択範囲の文字数だけを確認できます。
PDF変換の方法
多くの大学では、レポートをPDF形式で提出するよう求められます。
WordからPDFに変換する方法
- ファイル → 名前を付けて保存 → ファイルの種類を「PDF」に変更 → 保存
- またはファイル → エクスポート → PDF/XPSの作成
PDF変換後の確認ポイント
| 確認項目 | チェック内容 |
|---|---|
| レイアウト崩れ | 余白や改ページの位置がWordと同じか |
| フォントの表示 | 文字化けしていないか |
| ページ番号 | 正しく表示されているか |
| 図表 | 画像が正しく表示されているか |
PDFに変換したら必ず開いて確認してから提出しましょう。
ファイル名のつけ方
教授から指定がなければ、以下の形式が望ましいです。
学籍番号_氏名_科目名.pdf
例:2024A0001_鈴木一郎_社会学概論.pdf
Wordでよくあるミス10選
| # | ミス | 対策 |
|---|---|---|
| 1 | フォントがバラバラ | 全選択(Ctrl+A)してフォントを統一 |
| 2 | 全角・半角の混在 | 英数字は半角、日本語は全角で統一 |
| 3 | 「ですます」と「である」の混在 | 提出前に検索機能で「です」「ます」を検索 |
| 4 | 字下げが抜けている | 段落設定で自動字下げを設定 |
| 5 | 表紙にページ番号がついている | 「先頭ページのみ別指定」にチェック |
| 6 | 改ページを使わずEnter連打 | Ctrl+Enterで改ページを入れる |
| 7 | 文字数を数えていない | 画面左下の文字数カウントを確認 |
| 8 | PDF変換後に確認していない | 変換後に必ず開いてレイアウトを確認 |
| 9 | ファイル名が「レポート.docx」 | 学籍番号_氏名_科目名の形式にする |
| 10 | 学籍番号・氏名の記載漏れ | 提出前チェックリストで確認 |
提出前の最終チェックリスト
| チェック項目 | 確認 |
|---|---|
| フォントは統一されているか(明朝体10.5pt) | □ |
| 英数字は半角で統一されているか | □ |
| 「である」調で統一されているか | □ |
| 段落の先頭は字下げされているか | □ |
| 指定された文字数を満たしているか | □ |
| 表紙に学籍番号・氏名が記載されているか | □ |
| ページ番号は本文から始まっているか | □ |
| 参考文献リストは記載されているか | □ |
| PDF変換後のレイアウトは崩れていないか | □ |
| ファイル名は適切か | □ |
Word操作が苦手な方への代替手段
「Wordの操作に時間をかけている余裕がない」「構成を考えるだけで手一杯」という方は、サービスを活用する方法もあります。
LUCID|AIでレポートを自動作成
LUCID(ルシッド)は、科目名と課題内容を入力するだけで、レポートをAIが自動作成するサービスです。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 1文字あたり約1円(初回は半額の1,100円〜) |
| 生成時間 | 平均3〜5分 |
| ダウンロード形式 | Word(.docx)・PDF・テキストで出力可能 |
| 参考文献 | 実在する文献をリアルタイム検索して引用 |
レポートビズ|人間による手書き作成代行
AI検知リスクをゼロにしたい方には、全て人間が手書きで作成するレポートビズがあります。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 対応者 | 旧帝大・早慶出身のライター |
| 料金 | 1文字3円程度 |
| 納期 | 最短即日対応 |
まとめ
Wordでレポートを書くための基本設定から提出前チェックまで解説しました。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| フォント | 本文はMS明朝10.5pt、見出しはMSゴシック12pt |
| 余白 | 上下左右25mm(標準設定) |
| 文字数・行数 | 40字×36行(1ページ約1,440字) |
| 表紙 | タイトル中央16pt+学生情報下部11pt+改ページ |
| ページ番号 | 表紙を除き、本文から「1」を開始 |
| 段落 | 字下げ1字、行間1行、段落後0pt |
| PDF変換 | ファイル → 名前を付けて保存 → PDF形式 |
| ファイル名 | 学籍番号_氏名_科目名.pdf |
Wordの設定は最初に一度やってしまえば、あとは使い回せます。
レポートの書き方全般についてはレポートの書き方完全ガイド、表紙についてはレポートの表紙の書き方ガイドもご覧ください。